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July 02, 2015

Kindle用固定レイアウト本の作成について

以前の記事で、ChainLPで作った自炊本に少し手を加えてKindleでも目次が出るようにする、という話を書いたのですが、Kindle for Androidでは、こうして作った本が開けない、という問題にぶつかりました。

Kindle Previewerでは見られますし、タブレットに転送してKindle for Androidを立ち上げるとメニューには表示されるのですが、それを開こうとすると「正常なコンテンツでない」とか言われて削除を求められるのです。

とりあえず、同じ画像ファイル群をKindle Comic Creatorで電子書籍にすると読めるので、これを分解して中のmetadata.opfを調べてみました。そして、ChainLP+add_toc.shで作られるものとの違いとして

・ISBNがない
・"original-resolution"として、中のhtmlファイルで指定しているイメージサイズが記述されている
・"primary-writing-mode"として、"horizontal-rl"が指定されている

の3つがあることがわかりましたので、これらをadd_toc.shに加えたところ、表示されるようになりました。が、どれが効いたのかはよくわかりません。(直観的には2つ目ではないかと思っています)

なお、上の2つ目は
<meta name="original-resolution" content="800x1200" />
のように書きます。ここでの画像サイズは、中のhtmlやsvgで指定している画像サイズのことで、オリジナルの画像のサイズとは別のものです(もちろん同じでも構わない、というか、ChainLPで作ったものでは同じになりますが)

ちなみに、Kindle Comic Creatorは、この"original-resolution"がどうであろうと、元の画像には全く手を加えないようです。なので、たとえば無印Kindle用のものを作ろうと思ってoriginal resolutionを600x800とかに設定しても、元の画像がたとえば1200x1600とかだと、そのままの形で格納され、結果としてばかでかいファイルが作られてしまうのです。

ということで、ChainLPでepubを作り、それをmobiに変換する、という手順が良いと私は思います(自画自賛)。

とりあえず、今自分で使っているadd_toc.shを添付しておきます。汎用性はないと思うので、わかる人だけ修正して使ってください。「add_toc.sh」をダウンロード

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