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April 23, 2015

固定フォーマットEPUBとSony Reader PRS-T3

紙の英文SF雑誌を電子化して読む話です。

テキストは、前エントリのようにFineReaderでOCRをかけるとできそうです。

そこで次にイラストのことを考えます。今扱っているのは、Isaac Asimov's Science Fiction Magazneです(現在の雑誌名はAsimovs Science Fiction Magazine)。この雑誌も、たとえば米amazon.comで売られているKindle用電子版ではイラストがほとんどないのですが、私の手元にある'90年代の紙版では、小説のタイトルページをはじめとして、多くのイラストが使われており、それが魅力にもなっています。

これを活かすために、テキストとイラストからなるhtmlを作り、そこからepubに変換してみたのですが、これをPRS-T3で読むと、イラストのページでも画面下にページ番号が表示され、結果として画像が表示できる領域が小さくなってしまいます。

マンガのようなコンテンツをPRS-T3で読む場合では、epubでも画面下のページ番号が表示されないものがあるようなので、なんとかならないか、少し調べてみました。

とりあえずの結論は次のようになりました。
・マンガのような、ページ単位の画像からなるコンテンツepubにする場合には、「固定フォーマット形式」が使われる。
・PRS-T3では、書籍全体が固定フォーマット形式のepubは、全画面表示になる。
・epub3の仕様では、ページ単位でリフロー形式と固定フォーマット形式を切り替えることができるように定められているが、PRS-T3ではそれには対応していない(みたい)。リフロー型のアイテムが含まれているepubはリフロー型として表示される。

残念。(2つ前のエントリで書いたように、3.3以降のファームを入れたKobo Touchなら、「全画面表示」の裏技が使えるのですが)

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FineReader 12

ABBYYのFineReader 12がキャンペーン価格で売られていたので衝動買いしてしまいました。

数年前、ABBYYのPDF Transformer 3.0というソフトウェアを買って、英文のスキャンデータのOCRを試したことがあります。これもかなり高性能でしたが、原文が推測できないような読み取りミスがそれなりにあって、まともに読めるようにするには手で修正する必要があり、実用的とは思えませんでした。

今回、FineReaderを使って、英語のSF雑誌のスキャンデータをhtmlに変換し、そこから作ったepubで最初の中編小説をひととおり読んでみたところ、意味の通じないような変換ミスは一つもなくて驚きました(人名の"Geoff"が、"GeofF"になる、とかはありましたけど)。特に、斜体が正しく読み取られているのはすごいと思いました。

これなら、修正なしでも不都合はないかもしれません。英文の自炊本の場合、スキャン画像のままでは辞書引きができないので、OCRがうまくいくと読みやすさが全然違います。

なお、「多国語対応」をうたってはいますが、日本語については期待しない方が良いと思います。

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Kobo Touchのファームウェア

私的にずっとお蔵入りになっていたKobo Touchですが、楽天から提供されているものよりも新しい(しかし、Koboとしては正式の)ファームウェアが公開されているのを知って、(好奇心から)3.8というのを入れてみました。

(最新は3.11ですが、これは日本語環境では不具合があるようです)

ホーム画面が一新されているだけでなく、操作性も改善しているような気がします。

http://kayopc.seesaa.net/article/406345009.html

とかを参照しました。(Kobo Touchはハードが二種類あるので注意。あくまで、自己責任の世界です。為念)

ここ(http://kayopc.seesaa.net/article/395996696.html)に書いてあるのですが、3.3以降のファームには全画面表示の裏技があり、なかなか便利です。

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