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September 29, 2011

PRS-T1とPRS-G1国内発売発表

Kindleの新型の一番安いのが$79というのに驚いて、フラフラと買いそうになったところに、PRS-T1国内発売のニュースが入ってきて思いとどまりました。良いタイミング(笑)

PRS-T1のSony Storeでの予定販売価格が19,800円ということで、「ライバル機が3台買える」と揶揄する声もあるようです。たしか、PRS-T1の米国での予定価格は$149だったと思うので、それに比べても高いかな、とは思います。

ただ、じゃあ、米版PRS-T1で良いのか、とか新Kindleで良いのか、というと、そういうわけにもいかない(XMDFやドットブックが読めるかどうかは個人的には今や重大ポイント)ので、付加価値に見合った価格と納得はしてます。

米国では既存の機種はすべて廃止してPRS-T1一本に絞っているのに対し、日本ではとりあえずPRS-650(14,800円)やPRS-350(12,800円)と併売していく方針のようなので、そういう意味合いも含んだ価格付けなのかな、と思いました。

あと、アクセサリのライト付きカバーが細身のデザインになったところがポイント高いです。

# 買うと決めたわけではないんですけどね。

ちなみに、$79 Kindleは内蔵メモリが現行機種より小さくなった(4GB→2GB)みたいで、そこはマイナスポイントですね(タッチパネルではないのにキーボードがなくなったのもどんなもんか...?)

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Reader for PC(欧米版)

欧米版Readerを扱うPCのソフトウェアが、いつのまにか"Reader Library"から"Reader for PC"に変わっていました。

日本版Readerにとっては何の関係も無い話ですが、米版PRS-600を持っているので、ちょっと試してみました。

が、結論から言うと、PRS-600との組み合わせで使う場合、旧版ソフトから乗り換えるメリットは無いと思います。

使い込んだわけではないので、方法を見つけられていないだけかもしれませんが、新ソフトでは次の操作が(今のところ)できません。

・Reader(およびメモリカード)上に格納されている書籍の削除
・Reader(およびメモリカード)での「コレクション」の作成
(上記はいずれも、PC上にライブラリを構築してそれを操作し、そのライブラリをReaderに同期すれば実現可能ですが、PCのソフトから直接Readerのメモリの中身を操作することはできないようにしたみたいです)
・「コレクション」中の書籍の表示順の変更

どちらかというと、PC上での書籍の閲覧にポイントを置いたソフトのように感じました。(ある意味、Kindle for PCに近くなった)

おそらく、PRS-T1は端末単独で操作が完結するので、PCから端末にアクセスする機能は簡素化されたのだと思います。(ということで、旧端末のユーザーには不向きかと)

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洋書旧刊の電子書籍化が進んでいるような気がする件

昨年の暮れに、手持ちの洋書ペーパーバック(買ったけど読んでいなかったもの)を何冊か「自炊」してPDFにし、PRS-350に入れてポツポツ読んでいました。

最近になって、ふと思い立ってAmazonのKindle
StoreやBooksOnBoardといった電子書籍サイトを覗いたら、自分が自炊した本が電子書籍として売られていました(昨年末の時点では無かったものです)。

こんな具合に、特に米国の電子書籍書店では、最新刊ではなくこれまで電子書籍としては売られていなかった旧刊が、最近になって充実してきたように思います。

洋書は自炊せずに電子化を待った方が良いような気もしてきました。(DRMのために、どんな端末でも読めるわけでない、という問題はありますが)

ちなみに、試しに Tad Williamsの"Otherland 1: City of Golden Shadow"をKindle
Storeで買ってみたのですが、自炊本(というか紙の本)で"shoulder"となっているところが"shouger"となっていたり、"it"が"tt"になっていたり、どうやら電子データが存在していたわけではなくて、紙の本にOCRをかけて電子化した様子がうかがえました。(なお、ここに挙げたのは例外的な部分で、全体としてはきちんと校正されていますので、自前でOCRをかけて電子化する手間に比べたら、お金を払ってでも購入する価値はあると思います)

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September 01, 2011

日本版PRS-350で文字の小さな英文PDFをなんとか読もうという話

日本版ReaderではPDFのテキストリフローが行われません。一方でたいていのPDFはA4などの紙に印刷される前提で版が組まれているので、このページイメージをPRS-350の小さな画面で見るのはかなり無理があります。(Readerのズーム機能は使い勝手が悪いので眼中にありません)

簡単な解決策として「画面の回転」を行うという手があります。こうすると、1ページが上半分と下半分に分けて表示されるので、横書き1段組みのPDFなら比較的ストレスなく読むことができるでしょう。しかし、これでも文字が小さいという場合も多々ありますし、2段組みとかになるとページ送りの操作が複雑になって、どこを読んでいるかがすぐにわからなくなります(←私だけ?)。

そこで、別の目的で購入していたABBYYの"PDF Transformer
3.0"(http://buy.abbyyusa.com/content/pdftransformer/default.aspx)を使って無理やりepubに変換してみました。

1. PDF Transformerで対象のPDFをhtmlに変換("text reflow"の設定を使用)
2. できたhtmlをCalibre(http://calibre-ebook.com/)でepubに変換

これだけです。PDFをhtmlに変換するツールはフリーのものもありますが、できたhtmlの見やすさという点ではこのソフトはなかなか優秀と思います。ただ、ヘッダやフッタや脚注が本文の途中に入りこむのは避けられません。(手間をいとわないのなら、できたhtmlを自分で編集するという方法はありますが)

PRS-600でリフロー機能を使って読んでいたPDFを、この方法でepubに変換してPRS-350で読んでいます。「読めれば良い」と割り切れるのであれば、そこそこ実用的と思います。

(余談1)
PDF TransformerはページイメージにOCRをかけて透明テキストを貼る機能があり、その延長として、OCR結果のテキストをhtmlとして出力することができます(要は、上の手順1で入力として自炊本のPDFを与えると、OCRで得られたテキストがhtmlとして出力されるのです)。これをepubにすれば、ファイルサイズの圧縮という点では絶大な効果があります(自分の実験ではファイルサイズが1/20くらいになりました)。
このソフトのOCRは(少なくとも英語については)相当優秀なのですが、そうは言っても、どうしてもおかしな読み取りをしている場合があるので、これを実用的と呼べるかどうかは、「読み取りエラーのストレス」にどのくらい耐えられるか(あるいは、おかしな読み取りから、もとのテキストをどのくらい推測できるか)にかかっている気がします。自分は結局、このストレスに耐えられず、自炊本についてはもとのページイメージPDFに戻ってしまいました。

(余談2)
「画面の回転」によって拡大するという方法は自炊本でも有効ですが、ChainLPなどを使ってReaderの画面サイズにドットバイドットで合わせたきれいなPDFを作ると、拡大したときには逆に汚くなってしまうのが悩ましいところです。(「画面の回転」で半ページ表示になった状態に合わせた解像度を設定するのはなかなか難しかったように記憶しています←早々にあきらめたのでうろ覚え)

(余談2の余談)
コミックスの自炊本を作る時、「見開き状態で1ページ」というPDFを作ると、「画面の回転」をすると(元の)ページ単位の表示、「画面の回転」を元に戻すと見開き表示、ということができます。が、前述のとおり、解像度の設定が難しいです。

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PRS-T1正式発表

ついに正式に発表されましたね。

紹介記事をいくつか読んでいて気になったことが一つ。「スワイプでページめくり」が今回初めてできるようになった、という風に読める記事がありますが、「スワイプでページめくり」と「スワイプ+ホールドでパラパラめくり」は(3世代前の)PRS-700以来のTouch
Editionの「売り」なのですが...

# 日本で発売されるのでしょうか?

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