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December 20, 2010

日本版PRS-350について

衝動買いしてしまったPRS-350ですが、思っていたより気に入ってます。うれしい誤算だったのは、PRS-600用に作ってあった本(自炊本とか)が問題なく読めることです。画面が小さくなるので、もっと読みづらいかと思ったんですけどね(サイズそのものではなく、解像度の方が重要ということなのでしょうか)
とりあえず思いつくままに米版PRS-600との比較を書きます。

[良い点]

・コンパクト:「5型と6型では大した違いはない」という人もいて、私もそう思っていましたが、持った感覚はずいぶん違います。あと、かなり軽くなりましたね。ライト付きカバーをつけても剥き身のPRS-600より軽いと感じるくらいです。
・画面がクリアになった:海外のレビューで「名機PRS-505並みになった」というのがありましたが、まさにその通りです。PRS-505より良いのは画質の調整ができる点ですね。私はPRS-600でもそれほど不満はなかったのですが、PRS-350の画面を見てからPRS-600を見ると、霞がかかったように見えてしまいます。
・動作が速くなった:気のせいではないと思います。今のところ(400冊ほど格納している状態で)起動も早いです。・本機だけで「コレクション」の操作ができるようになった:PRS-600までは"Reader Library"というソフトを使わないとできなかったので...
・タッチ位置の確認表示:書籍の中にリンクが張られているような場合、リンクにタッチするとその部分が反転表示になるのでタッチが認識されたことを確認しやすくなりました。PRS-600では表示が変わらないので、タッチが認識されていないのか、ジャンプに時間がかかっているのか、良くわからない場面がありました。
・バッテリの持ちが良くなった:これは気のせいかも?

[残念な点]

・ストラップホールがなくなった:満員の通勤電車の中では、ネックストラップで首から下げていると落とす心配がなくて良かったんですけどね。ただ、PRS-350は本体が小さく、(ライト付きでない)カバーを着けたままでズボンのサイドポケットに入る(上着の内ポケットにも入る)ので、取り回しは格段に楽になりました。
・PSPのACアダプタが使えなくなった:PSPを持ってない人には関係ない話ですが...
・タッチパネルがやや不安定:PRS-600は感圧式だったので、あまりミスはなかったと思いますが、こちらは指が近づいただけでタッチと認識されたり、逆に押しているのに認識されなかったり、ということが時々あります(まあ、表示の改善との引き換えだと思えば十分許容範囲内ですが)。
・付属のスタイラスでリセットボタンが押せなくなった:フリーズしたとき(後述)、本機だけでは再起動できません。・フリーズしやすくなった(?):様々な種類のファイル(EPUB、PDF、XMDF、BBeB)を頻繁に開いたり閉じたりしていると動作が重くなり(これはPRS-600でもあった)、固まります(固まっているのか、すごーく遅くなっているのかは判別困難ですが)。再起動すると治るので、それぞれのビューア―のメモリ管理の問題ではないかと思います。とりあえずの自衛策としては「危ないと思ったら再起動」ですかね?(起動が早いのが救いです)。なお、一冊の本を読み続けている状態ではスローダウンは起こらないようです。
・DRM付きEPUBが読めない[米版PRS-350では可能]
・PDFの「フォントサイズ変更」での「リフロー表示」ができなくなった[米版PRS-350では可能のよう]:PDFについてはフォントサイズを「S」以外に設定できなくなっていますが、米版では他のサイズが選択可能で、選択するとテキストを抽出して並べ替える「リフロー表示」になります。凝ったレイアウトのPDFではうまくいかない(縦書きのものもダメ)ので、機能自体を省いたのだと思いますが、「テキスト中心で周りに余白の多い欧文のPDF」に対してはかなり有効だったので残念です。

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Sony Reader で読める洋書の入手 (自己フォロー)

日本版のPRS-350を購入して試してみましたが、Adobe Digital Editionsからは認識されませんね。なので、公称通り、DRMの付いたEPUBを読むのは無理のようです。

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December 15, 2010

Sony Reader で読める洋書の入手

(今でも見てくださる方がいらっしゃるようなので、少しだけ更新しました。2012.12.29)

Reader用の洋書コンテンツが無いという話があるので、私が利用しているサイトなどを紹介します。

[無料の書籍]
本家のwww.gutenberg.orgもEPUBでの配布を行っているようですが、私としてはwww.feedbooks.com/publicdomain にあるものが、割ときれいに整形されていて気に入っています。またmanybooks.net ではgutenbergにあるテキストをそのままEPUBにしたようなものを置いていますが、品ぞろえではfeedbooksより豊富だと思います。

このほか、電子書籍関連掲示板(英語)の老舗 www.mobileread.com のライブラリwww.mobileread.com/forums/ebooks.php も意外と充実しています。

Googls Booksでは著作権の切れているものがEPUB形式でダウンロードできます。ただし、私の見た範囲ではOCRの品質が今一つ(というか、校正が不十分)でした。


[販売サイト]
www.fictionwise.com で販売している"multiformat books"は各種フォーマットに対応しているので、EPUBのものを買えばReaderで読めます。私はSFの雑誌を良く買っています。
(Fictionwiseはとうとうサービスを停止してしまいました。残念です 2012.12)

www.baenebooks.comはSFが中心ですが、DRMなしの各種フォーマットでの販売を行っています。私は、コードウェイナー・スミスのいわゆる補完機構シリーズ全作が2冊本で計12ドルという破格の安さで売られているのを購入しました。あまり詳しく調べたわけではありませんが、キャスリーン・アサロが充実していたり、なかなか面白い品揃えです。(2012.12.29追記)

なお、DRM付きで売られているものは、日本版のReaderで読むことはまず無理です(DRMを外せば別ですが、それは全く別の話なので...)。欧米版Readerの場合は、AdobeのDRMを使っているサイトなら(たとえばBooksOnBoardとか、ebooks.comとか、koboとか)Reader Store以外で売られているものでも読めるのですが。

[ファイル形式の変換ツール]
ネット上にはさまざまなテキスト(特に古典の)があり(wikisourceとか、キリスト教関係の古典だとwww.ccel.orgとか)、これらは通常htmlで提供されています。これらについては、Calibre(calibre-ebook.com)のようなツールでEPUBに変換して読むという方法があります。Calibreは他の形式(mobipocketとかereaderとか)の電子書籍(ただしDRMの付いていないもの)のフォーマット変換も行えます。

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