March 31, 2017

Kindleのコレクション管理

2012年発売の初代Kindle Paperwhite(以下PW1)を持っているのですが、Kindleはコレクション管理が面倒です。(KoboはCalibreと同期をとるという方法があります)

Kindle for PCとかを使ってPC上で管理し、クラウドと同期する、というのが普通のやり方でしょうが、購入本以外の書籍を多量に持っているとこの方法が使えません。かと言って、端末上で一冊一冊コレクションを設定するのはあまりにも面倒です。

実はCalibreで設定したタグをKindleのコレクションに反映させるLibrarianというツールがあるのですが、Jailbreakが必要ということで手を出していませんでした。(ファームウェアが5.6.1.1に上がったPW1はJailbreakができないと思っていたので)。
ところが、PW1のファームウェアを5.3.3に下げる手段があることがわかり、Jailbreakもできたので、Librarianを使ってみたのですが、想像以上に便利でした。KoboのようにCalibreで設定して転送して終わり、というわけにはいかず、少し手順がかかりますが、それでも一つ一つ設定することに比べれば段違いです。

こうなってくると、もう少しメモリの多いKindleが欲しくなりますね。PW1はメモリ2GBでユーザーが使える領域はその半分くらいなので、さすがに少ないです。

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Amazon Fire タブレット(2015)と Calibre Companion

AmazonのFireタブレットは2015年発売のものからmicroSDカードスロットを装備するようになり、さらに2016年の半ばにはそのmicroSDカードに書籍データを保存できるようになりました。

ということで、中古のFireを購入して使い勝手を試してみました。

が。

確かに、Amazonで購入した電子書籍をmicroSDカードに保存するようにはできる(Android版のKindleアプリではこれができない)のですが、自作の電子書籍ファイルをmicroSDカードのBooksフォルダに格納しても、Fireのライブラリにはその一部しか現れません。
全く現れないのならそういうものかと思うのですが、一部のファイルは出てくるので不思議です。何か方法があるかもしれませんが、今のところわかりません。

そこで、AmazonのアプリストアにあるCalibre Companion(有料です)を導入して、これでライブラリ管理をすることにしました。これのライブラリはmicroSDカードを含めてどこにでも作ることができますし、そのライブラリからFireのKindleアプリを呼び出して本を読むことができます。また、その名のとおり、PC上のCalibre(これは無料のライブラリ管理ソフト)と連携を取ることができるので、PC上で書籍にタグをつけてFireに送り、タグによる分類を行うといった使い方ができます。

欠点は、Calibre CompanionのライブラリからKindleアプリを呼び出した場合、アプリを閉じたときに読んでいた場所を記憶してくれない、ということです。「しおり」ははさめるので、読書を中断するときにはしおりをはさむ習慣にすれば良いのですが、これがなかなか面倒で。

なお、AndroidにもCalibre Companionがありますが、AndroidではライブラリをmicroSDカード上に作った場合にKindleアプリで本を読むことができません。

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August 18, 2016

Kobo 電子書籍リーダーとWindows 10 のアニバーサリー・アップデート

すぐに古びる情報とは思いますが。

2016年7月下旬に公開されたWindows 10 の大規模アップデート(Anniversary Update)を適用すると、Koboの電子書籍リーダーがPCから認識されなくなる、という不具合が発生しています。

正確には、ハードとしては認識されているのですが、システムが載っているディスクパーティションがマウントできないようなのです。「フォーマットしろ」とかいったメッセージが出ますが、フォーマットしても何も解決しません。

ちなみに、Linuxからは問題なく見えます。

mobilereadのフォーラムでもいろいろな情報が飛び交っていますが、そこにあった情報で、最も簡単な解決策は、「当該ディスクのパーティション・タイプ IDを、FAT32(16進数表記で0x0B)からFAT32 LBA(16進数表記で0x0C)に変更する」です。フォーマットもファクトリー・リセットも一切必要ありません。

問題は、パーティション・タイプIDをどのようにして書き換えるか、ということですが、ツールを探してきて使うのが普通かと思います。(私はPartition Mini Toolというのを使いましたが、このツールの使用については自己責任でお願いします)

# 2016.8.26追記 今週のWindowsアップデートで問題は解決されたようですね(Mobilereadのフォーラム情報)

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January 29, 2016

Kobo Glo HD 殻割り

ついに手を出してしまいました。

microSDカードスロットの無いKobo Glo HDの裏蓋を開けて(いわゆる殻割り)、システムの載っている4GBの内蔵microSDカードを64GBのものに差し替えました。

# 保証がなくなります。下手をすればとりかえしがつきません。やるなら自己責任で。

ここ(http://www.firstreview.jp/2015/07/2938/)を参考にしました。ポイント(と私が思うところ)を書きます。

・64GBのカードを使うときは、あらかじめFAT32でフォーマットする必要があり、そのためのツールが必要です。なお、私の場合、クイックフォーマットではダメだったので、結構時間がかかりました。(32GBのカードを使うならそのままで良いはずです)

・裏蓋と本体のすきまにはさんでこじあけるのには、ヤマダ電機のポイントカードが良いです(笑)。最初に裏蓋に対して垂直な方向に差し込みます(そのためには、少し爪で隙間を空ける必要があるかもしれません)。それから裏蓋を少し浮かせるようにして、そのままカードを横にすべらせていくと比較的うまくいきます。

・裏蓋をはめる時は、まず四隅を留めてから四辺をはめるようにした方が良いようです。角を最後に残すと非常にはめづらいです。

microSDカードスロットのある機種(特にTouchとかGloとか)では、追加のmicroSDカードが筐体から微妙にはみ出す点がなんとなく不安をかきたてます。その点、Glo HDは筐体がすっきりするのがいいと思います(ちなみに、サードパーティ製のGlo用カバーにすっぽり収まりました)

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November 30, 2015

Kobo Aura H2O と64GBのmicroSDカードの話

性懲りも無く、Kobo Aura H2Oを入手してしまいました。

特にKoboの ファンというわけではなく、読書用ハードとしてはSony PRS-T3Sが最良と思ってはいるのですが、ソニーが今後この分野のハードを作り続けてくれるとは期待できないし、Kindleはメモリーカードによる拡張ができない(たぶん、今後もそのような仕様にはならない)ことが致命的なので、必然的にKoboに未来を託すわけです。

個人的には、防水機能には何の興味も無いのですが、6.9インチという画面サイズには関心がありました。使ってみると、このサイズは快適です。しばらくこれを使ったあとで6インチの機器に戻ると「小さい」と感じます(逆に、6インチの機械からAura H2Oに移って大きすぎると感じることは無いです)。

私の使い方の範囲内(ファームは3.18.0で、ファイルは自炊本も含めてkepubのみ)では不満無く使えています。

# 3.18.0というファームではKobo Touchも快適です(kepubしか扱わないせいもあるでしょうが)

さて、自炊本ですが、スキャン画像をChainLPでepubにする際に、画像サイズをどのように設定するかが問題になってきます。これまでは、元画像の解像度より機器の解像度が低かったので、機器のドット数に合わせれば良かったのですが、Aura H2Oの場合は、必ずしもそうでもないので、Aura H2Oのドット数に合わせると、元のファイルよりサイズが大きくなることもあり得ます。現実的にはKobo Gloくらいのサイズにしておけば良いという話もありますが、私はとりあえず、スキャン画像のサイズそのままでepub化することにしました。

しかし、Aura H2Oのサイズに合わせるにしても、スキャン画像の元サイズにあわせるにしても、自炊本のファイルサイズが膨らむことは避けられません。これまでは32GBくらいの記憶容量があれば十分と思っていたのですが、そうとも言えないような気がしてきました。

もちろん、Aura H2Oの公式の仕様上は、使えるmicroSDカードは32GBまでとされていますので、これ以上はどうにもならないはずです。ところが、非公式の情報として「FAT32にフォーマットすれば128GBまで使える」という話が流れていましたもので、思わず64GBのmicroSDカードを買ってしまいました(注文した後で「安価な64GBカードには偽物がある」という話を知ってちょっと不安になりましたが、届いたカードをチェックしたところ、ちゃんと表記通りの容量まで読み書きできました)。

# 64GBのカードをwindows上でFAT32にフォーマットするにはフリーソフトが必要です。試す方はご自分で調べてください。

Aura H2Oに差したらちゃんと認識したのでやれやれと思ったのもつかの間、書籍を載せて使い始めたらフリーズが頻発するようになりました。電源ボタン長押しで電源は切れるので、リブートすれば使えるのですが、またフリーズしてしまいます。

「やはり64GBはダメなのか」とあきらめかけたのですが、フリーズは読書中には起きなくて、本を選んでいるとき(つまり、ライブラリのページをめくっているとき)に起きることに気がつきました。しかも、ライブラリのページをめくるたびに表示画像のサムネイル表示がだんだん遅くなって、ついには止まってしまう、という症状のようです。そこで、ライブラリの設定で表紙画像のサムネイル表示を止めることにしたところ、とりあえずフリーズは起きなくなっています。

しばらくこれで使ってみます。

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October 06, 2015

Android用Sony Readerアプリ 3.8.0の問題

これまでは、バージョンアップに不満を感じたことは無かったのですが。

SonyのAndroid用Readerアプリが3.8.0にバージョンアップしたところ、困ったことが続出しています。

・公式の仕様変更で一番困ったのは、PDFの閲覧が外部アプリを参照するようになったことです。ReaderのPDFビューアは操作感がepubと同じで使いやすかった(Kindleはpdfとmobiとであきらかに使い勝手が違う)ので、これがなくなって残念です。とりあえず、PCで使っているFoxitPDFを入れてみましたが、どんなものでしょうか。

・ページ数の多い書籍を開くのに非常に時間がかかるようになってしまいました。(prs-505のころの、lrfファイルのよう、といってもわかる人は少ないでしょうね)

・epubファイルの目次が表示されなくなってしまいました(というか、目次を表示させようとするとフリーズする)

・表紙が指定されていないepubを取り込むことができません(「ファイルに問題がある」と言われる)。ただし、バージョンアップ前に取り込み済みであれば、それを開くことはできます。

Readerアプリは外付けSDカード上の書籍データを扱える貴重なアプリだったので、この状態は残念です。

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microSDカードスロット付きFireタブレット(駄弁)

アマゾンがFireタブレットにmicroSDカードのスロットを付けるというので、ちょっと期待していました。

Fire自体を購入するつもりはないのですが、自社のタブレットにmicroSDカードスロットを付けるということであれば、電子書籍データをSDカードに保存できるタイプのAndroid用Kindleアプリが出るのではないかと思ったのです。(FireOSはAndroidに手を入れたものということですので、似たアプリを出すことは難しくないと考えました)

しかし、実際にはFireタブレットに挿入したmicroSDカードには電子書籍は置けないようです。自炊派には大変残念ですね。

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July 02, 2015

Kindle Fire HD 7 (2012) (CM12入り)をオーバークロックしてみた

Cyanogemodの12を載せているKindle Fire HD 7 (2012版)の話です。

固定フォーマット(自炊本)の対応がうまくいったので、手持ちの電子書籍がほぼすべてKindle for Androidで読めるようになりました。そこで、このタブレットに(読書用アプリとしては)Kindle for Androidだけを載せて読書用タブレットとして使ってみています。(「ほぼすべて」なのは、Reader Storeで買った雑誌とかが若干あり、それらが読めないため)。

およそ1400冊の本があるので、「コレクション」を40くらい作って分類しているのですが、使っていると、「コレクション」画面に移動するときとか、「コレクション」画面をスクロールするときにしばしば引っかかるようになり、時には「このアプリは応答していません」というメッセージが出るなど、残念な症状が出るようになってしまいました。

# そういえば、Kindle for Androidはもともと「重い」アプリでしたよね。

いったん本を開けばそのあとはスムーズなので、少し我慢すれば良いだけなのですが、それでもちょっと許容範囲を超えています(←個人の感想です)。でも、だからといって、これだけのために高スペックのタブレットを入手するのもいかがなものか...(Fire HDX 7はあきらかに高性能なのですが、用途が読書だけだとすると、逆にちょっとオーバースペックな気がします)

ということで、プチ・チューニングを試みました。Cyanogenmodは設定の中に"performance"という項目があり、そこでCPUのクロックと、I/Oスケジューラを変更することができます。これらをいじるわけですが、結論から言うとCPUクロックの上限値を1200MHzから1500MHzに引き上げることで、「引っかかり」が若干軽減されることがわかりました。試行錯誤の中では、I/Oスケジューラの変更とか、バックグラウンドプロセス数の制限(こちらは「開発者用オプション」で設定)とか、いろいろ試したのですが効果がなく、結局のところ単純に処理が重かったということのようです。

その後、(CM12.1にアップデートしてからのことですが)アプリを立ち上げっぱなしにしていると(他のプロセスが終了して?)だんだん軽くなるらしい、ということが経験的にわかっています。

(2015.10.6追記) その後、Kindle for Androidが何回かアップデートされて、「引っかかり」はほとんどなくなりました。その副作用(?)でちょっとおかしなことが起こるのですが、全く実害がないので快適に使っています。

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Kindle レンガに... そして復帰

いろいろじたばたしたので記録のために書いておきます。

CM12を入れていたKindle Fire HD 7 (2012)にシステムアップデートのお知らせが来たので、更新してみたところ、更新自体はふつうにできたのですが、その後なにかと不調になってしまったので、元にもどすことにしました(不調の原因は、このときのアップデートがCM12→CM12.1だったために、これに加えてgappsもAndroid 5.1用のものを入れる必要があった、ということだったようです)。

このときに、TWRPのワイプで、キャッシュやシステムと一緒に内部ストレージも同時にワイプしてしまったのが敗因です。PCから見えなくなってしまったので、システムを転送することができず、どうにもならなくなってしまいました。

そこで、米アマゾンでファクトリー・ケーブルなるものを購入し(自作のスキルはないので)、fastbootモードでboot、bootloader、recoveryをflashしましたが効果無く、ふと気づいてsystemとしてstackをflashしたら、ようやくPCから認識されたので、CMとgappsを転送してインストールしてめでたしめでたし。

かと思ったのですが.....

システムアップデートの通知が(また)来たので適用してみたところ、これはうまくいきました。
ところが、そのあとで(ちょっと事情があって)「ユーザーのアプリとデータを削除」を適用したところ、起動ループに陥ってしまったのです。(勝手にリカバリーモードに入ろうとして、TWRPの起動失敗を繰り返す)

「fastbootで焼き直せば良い」と簡単に考えていたのですが、再フラッシュしても一向に改善しないので、途方に暮れてしまいました。どうも、システムアップデートのときに、自動でリカバリーモードに入るフラグのようなものが立ったまま、中途半端にデータが消されたような気配です。

あきらめかけたのですが、そもそもfastbootで何ができるのかを調べたら、パーティションの消去ができるらしい、ということがわかったので、boot、bootloader、recovery、systemをeraseしたあとでフラッシュし直したところ、起動ループは解消してTWRPに入ることはできるようになりました。

で、CM12.1とgappsをインストールしようとしたのですが、こんどはTWRPのコンソールに「cacheがマウントできない」というメッセージが赤字で何度も出てきて嫌な感じです。とりあえずインストールは終わったので、リブートしてみたのですが、Cyanogenmodのマークが表示されたところから先に進みません。

で、もう一度TWRPのメニューをすみからすみまで見渡したら、"Advanced"に"Fix Permissions"という項目があったので、それを適用したらcacheのマウントエラーが消えて正常にインストールできました。

とりあえず、正常稼働しています。いろいろ勉強になりました。

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Kindle用固定レイアウト本の作成について

以前の記事で、ChainLPで作った自炊本に少し手を加えてKindleでも目次が出るようにする、という話を書いたのですが、Kindle for Androidでは、こうして作った本が開けない、という問題にぶつかりました。

Kindle Previewerでは見られますし、タブレットに転送してKindle for Androidを立ち上げるとメニューには表示されるのですが、それを開こうとすると「正常なコンテンツでない」とか言われて削除を求められるのです。

とりあえず、同じ画像ファイル群をKindle Comic Creatorで電子書籍にすると読めるので、これを分解して中のmetadata.opfを調べてみました。そして、ChainLP+add_toc.shで作られるものとの違いとして

・ISBNがない
・"original-resolution"として、中のhtmlファイルで指定しているイメージサイズが記述されている
・"primary-writing-mode"として、"horizontal-rl"が指定されている

の3つがあることがわかりましたので、これらをadd_toc.shに加えたところ、表示されるようになりました。が、どれが効いたのかはよくわかりません。(直観的には2つ目ではないかと思っています)

なお、上の2つ目は
<meta name="original-resolution" content="800x1200" />
のように書きます。ここでの画像サイズは、中のhtmlやsvgで指定している画像サイズのことで、オリジナルの画像のサイズとは別のものです(もちろん同じでも構わない、というか、ChainLPで作ったものでは同じになりますが)

ちなみに、Kindle Comic Creatorは、この"original-resolution"がどうであろうと、元の画像には全く手を加えないようです。なので、たとえば無印Kindle用のものを作ろうと思ってoriginal resolutionを600x800とかに設定しても、元の画像がたとえば1200x1600とかだと、そのままの形で格納され、結果としてばかでかいファイルが作られてしまうのです。

ということで、ChainLPでepubを作り、それをmobiに変換する、という手順が良いと私は思います(自画自賛)。

とりあえず、今自分で使っているadd_toc.shを添付しておきます。汎用性はないと思うので、わかる人だけ修正して使ってください。「add_toc.sh」をダウンロード

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